
経験は積めるが体験は積めない
赤ちゃんは否定語を分からない。
それは熱いから触ってはダメというと触るし
そっちは危ないから行ってはいけないと言うと行く
赤ちゃんは大人が体験したことを教わるより
自分が経験して学びたい
例えばコップを目の前にし、Aさんは「一方的に」
コップを知らない赤ちゃんに
お水を入れて飲むコップと教えたとする。
子供はコップはお水を入れて飲むものと認識する。
一方で、Bさんはこれは何かな?と
コップを赤ちゃんに渡すと コップを逆さにしたり、
叩いたりコップの模様を見て微笑んだりする。
「教える」ということは
ともすすとコップにある無限の可能性を
制限してしまうことかもしれない。
常識の枠にはめてしまうことかもしれない。
成長して、少し大きくなって子供が
すぐに「これどうやって使うの?」と聞いてくると
もしかして、体験ばかり増えて
経験が少なくなっているのかもしれない。
「一方的に」教えることが増えて
子供との「対話」が少なくなっているのかもしれない。