3.ドライフラワーをつくる

 

前回スワッグとして束ねた生花は、

だんだんと水分が抜け

ドライフラワーになってきています。

肌触りや色も変化してきて、

生き生きとした生花の時とは

だいぶ雰囲気も変わってきました。

 

そんなお花の変化を見ていたら、

今度はドライフラワーを作りたくなってきた私。

 

ということで今回は、

ドライフラワー作りに挑戦してみました!

 

ドライフラワーは

そのまま束ねればスワッグにもなるので、

スワッグの材料作りのような感覚で

ご覧いただけたらと思います。

 

こちらも前回同様、とっても簡単にできるので

みなさんもぜひ挑戦してみてくださいね!

ドライフラワー

今回選んだ花材はこちら。

 

バラを中心にドライに向きそうなお花を

いくつか選んでみました!

 

ドライに向いているのは茎が細く水分が少ないもの。

バラ以外にも、あじさいやミモザや

ラベンダーあたりもおすすめです。

 

それではさっそく作っていきましょう!

まずはその可愛らしく美しい姿を

花瓶と一緒に楽しみながら、

お花を一番綺麗な状態にしたいと思います。

ドライフラワー

お花に十分水分を吸わせ

生き生きとさせてからドライにすると、

形が崩れにくく色も比較的綺麗に残るんです。

 

色鮮やかで心が優しくなるような

サーモンピンクのバラ…見とれてしまいます。

 

乾燥する前の生き生きとした姿を

じっくり楽しめるのも

ドライフラワーならではの魅力ですね。

 

お花が元気いっぱいになったところで、

次のステップに進みましょう!

次はお花を麻紐で縛っていきます。

 

ドライフラワー

枝やくぼみに合わせて

お花たちが抜けてしまわないよう、

できるだけ強く縛ります。

 

水分が抜けると枝や茎が細くなるので、

輪ゴムで留めると安心ですね。

 

ひとつひとつ、お花の表情や

状態を見ながら丁寧に縛ります。

 

吊るした時の姿を想像しながら

2・3輪まとめて結んでみたり、

葉っぱをすこし落としたりしていると、

 

「なんだかスワッグづくりと似ている!」

と感じました。

 

そしてその簡単さもスワッグ同様、

5分もかからず結び終わりました。

あとは吊るすだけ。

 

せっかくなら、スワッグのように

ドライになっていく様子も毎日眺めて楽しみたいので

飾る場所にもこだわりました!

 

今回は白樺(しらかば)の木をチョイス。

風通しがよく直射日光の当たらない場所に置いて、

吊り下げていきます。

 

ドライフラワー

カビが生えたり

虫が集まったりしてしまうことがあるので、

 

お花同士がくっつきすぎないように

できるだけ「お花たちにとって居心地の良い空間」を

意識してみました!

 

ドライフラワー

いかがでしょうか?

 

青々としたグリーンは見ているだけでも

涼やかな気持ちになり、

リラックスできる一角がお部屋の中に出来ました!

 

お花自体の彩りが華やかなので

それだけで存在感がありますし、

 

このまま色が抜けて雰囲気がガラリと変わるのも

味があって素敵なんだろうな、

と想像が膨らみます。

 

このまま数週間後、

一体どんな姿になっているのか今からとっても楽しみです。

ドライになった姿は、

スワッグと一緒にいつかご紹介したいと思うので、

楽しみにしていてくださいね!

 

今回作ったドライフラワーの完成形は

まだご紹介できないので、

 

代わりに以前作った

アジサイとグリーンのドライフラワーをお披露目します!

 

ドライフラワー

シックな茶色に

どことなく赤が見え隠れしているのがあじさいです。

 

もともとボリュームのあるお花なので、

ドライになっても存在感がありますね。

 

青や紫のアジサイだと

また違った色合いになりそうです。

 

グリーンはユーカリ(左)と

リューカデンドロン(右)。

 

こちらは驚く程綺麗な緑色をしていました!

もともと水分が少ないものを選んでいたので、

そこまで大きな変化がなくドライにできたのかな、

と思います。

 

どれもとってもきれいにドライできていて、

お部屋の色んなところに飾ってみたくなります。

 

空の花瓶に挿したりテーブルに置いたり、

スワッグにしたり、

 

アクセサリーのパーツにしたりすることだってできる

ドライフラワーは、

生花にはない色んな可能性を秘めていました。

ドライフラワー

ドライフラワーは作ること自体は簡単ですが、

1輪1輪を毎日見守り、

長い時間をかけることでようやく完成します。

 

そんな風に毎日を一緒に過ごした

特別なドライフラワーでスワッグを作れば、

お花への愛情がたくさん溢れた、

ぬくもりのある作品ができるような気がしました。

 

みなさんも、せっかくスワッグを作るなら

ドライフラワーから作ってみてはいかがでしょうか?

 

たくさんの愛情が込められたお花たちなら、

きっとお部屋の中に

温かくて優しい空間を広げてくれるかと思います。

 

 

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スワッグの作り方おさらい

1. お花にお水を吸わせて生き生きとした状態にする

2. 麻紐で根元を強くしばる(輪ゴムでもOK)

3. 直射日光を避け風通しの良い場所に吊るす

4. 変化を楽しみながらドライになるのを待つ(数週間~1ヶ月)

 

ぜひトライしてみてくださいね!

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GROUND(グラウンド)サイト

ひとつひとつ心を込めて手作業でお作りしている

グラウンドのお花をぜひご覧下さい

 

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