
こんにちは!
GROUND(グラウンド)の大谷です。
私たちGROUND(グラウンド)は
神戸でお花屋さんをしております。
みなさん、お花屋さんというと
どんなお店をイメージしますか?
みずみずしいお花たちと
お水を張ったバケツにあふれる店内。
包装紙とリボンに囲まれたレジの横には
花瓶が並ぶ棚があって、
店員さんはお水の入れ替えや葉っぱの処理など
お花たちのお世話をしている…。
私はそんなイメージが広がります。
植物の命で賑わう空間は、
訪れるたびにワクワクしちゃいますね。
ですが、同じお花屋さんでも
プリザーブドフラワーを手がける
GROUND(グラウンド)は全く違います。
サロンの中に響くのはおしゃれな音楽。
お花たちはバケツではなく
箱の中できれいに整列していて、
スタッフたちはみんなで向かい合って
座りながら楽しそうにお花をアレンジしています。
あれ?私の知っているお花屋さんじゃない!!
入社当初はイメージとのギャップに
とてもびっくりしました(笑)
でも、驚くのはここからなんです!
スタッフたちが手にしているもの…
みなさん想像できますか?
今回は、そんな
プリザーブドフラワーのアレンジに欠かせない
GROUND(グラウンド)の
3大アイテムをご紹介します!!
ハサミ
実はGROUND(グラウンド)内には
びっくりする程大量のハサミが
いたる部屋・場所にあるのですが、
(おそらく20本以上…?)
それぞれ用途が分かれているんです。
紙を切る用、お花を切る用、
箱を開ける用、包装紙を切る用等々…。
繊細なお花にはできるだけきれいで
切れ味の鋭いハサミを使って、
段ボールには力がしっかり入る
頑丈なハサミを使う。
適材適所とはこのことか~と納得します。
事あるごとにハサミが登場するのですが、
プリザーブドフラワーの制作には
ハサミは必需品ですね。
グルー
こちらはグルー。
お花を固定させるための接着剤のことを指します。
「グルーガン」と呼ばれる
銃のような形の道具( 写真左の青い道具です!)で
スティック状の接着剤を溶かして、
お花を固定しています。
実は私も使ったことがあるのですが、
このグルーガン、とてつもなく熱いです。
その温度なんと200度近く…!
そしてかなりの握力が必要です。
私は最初 けんしょう炎になるかと思いましたよ…。
そして、そんなグルーガンを毎日
平然と使いこなす製作者のみんな。
華奢な腕に偉大なるパワーを秘めていますね…!
ワイヤー
最後はワイヤーをご紹介します!
実はプリザーブドフラワーには茎がないので、
ワイヤーでひとつひとつ茎の代わりとなる
芯を取り付けています。
これを「ワイヤリング」というのですが、
プリザーブドフラワーのアレンジメントを作る上で
とっても重要なお仕事なんです。
まるでプリザーブドフラワーに
命を吹き込んでいるかのよう。
ワイヤリングの様子は
こちらで詳しくまとめているので、
ぜひご覧下さい(^^)
GROUND(グラウンド)の3大アイテム、
いかがでしたか?
生花とは全く違う環境・道具で
アレンジをするプリザーブドフラワーですが、
仲間たちのお花を触る時の優しい手つきは
街のお花屋さんと全く同じだな、と思います。
そして、道具ひとつひとつも
大切に丁寧に扱おうとする
GROUND(グラウンド)の仲間たちは、
ハサミやグルーガンに
自分の名前を書いています。(笑)
専用というわけではありませんが
そのくらい愛着を持って使うと、
道具にもその愛が伝わるのかもしれませんね。
そんな大切な道具を伝ってお花に届く愛は、
より美しくて、
より温もりにあふれたお花を生み出すはず。
みなさんも、そんな私たちの想いを
お花から感じていただけると嬉しいです(^^)
ひとつひとつ心を込めて手作業でお作りしている
グラウンドのお花をぜひご覧下さい