プレゼントを選び終え
いざ贈ろう！そう思ったとき、

プレゼントを渡すだけでなく、
母の日という1日を楽しんでもらえたらな。
そう思う方もいるかもしれません。

お母さんが近くにいる人も、遠くにいる人も、
ご参考になればと思い、「世界の母の日」を調べてみました。

「お母さんに優しい国」フィンランド

NPOによる
「お母さんにやさしい国ランキング」
で何度も1位に輝いている国、フィンランド。

そんなお母さんにやさしいフィンランドの母の日は、
子どもやお父さんによる、お母さんの朝ごはんづくりから始まります。

そしてお母さんが寝ている寝室に
お花やプレゼントと一緒に朝ごはんを運んでお祝いをします。



渡すお花はミニバラとヤブイチゲ。
なんと、母の日の歌まであります。

起きた瞬間から始まる母の日、そして家族みんなが全力でお祝いする。
まさしくお母さんのための日です。

寄付も兼ねる　イタリア

イタリアでは近年、がん研究協会（AIRC）が
母の日にアザレアの花を用意するようになりました。


アザレアの花

花言葉は「あなたに愛される幸せ」。
このお花の売上の一部をがん患者さんへ寄付しています。

アザレアの花とこの活動は、イタリアの母の日としてだんだんと定着してきています。

日本でも近年、お花と一緒に
乳がんや子宮がん検診を「プレゼント」される方も増えてきています。

母の日を機に、
健康や社会を気遣う気持ちを表してみてはいかがでしょうか。

里帰りをする　イギリス

イギリスの母の日はマザリングサンデーと呼ばれます。

1600年代に、主人がその家の使用人を里帰りさせるための日として始まりました。
なんとも心優しいですね…。
使用人は、里に残した両親への感謝の想いとともに、一日を家族と過ごしていました。

遠方だからプレゼントは郵送で、という方も多いかと思います。
ただ、なかなか会えないからこそ、
会いにいくことが一番のプレゼントになるかもしれません。

お母さんへの想いをこめて

国が違っても母を敬い感謝する気持ちは同じです。

たくさんの想いが行き交う母の日。

いつもとちがう渡し方や過ごし方は、
いつもとちがうお母さんの笑顔を引き出すかもしれません。