
誕生日やお祝いごとで花束をもらったけど、
どうしていいのか分からない。
大切な人から花束を頂いたので、
少しでも長持ちさせたい!
という方のために、花束の生け方をご紹介します。
お花を長持ちさせることは、
お花を楽しんでいただくための第一歩。
ドライフラワーにすることもよいですが、
ここでは生花のままお花を楽しむ方法を
ご紹介させていただきます。
01. もらった直後
花束をいただいた後、
お持ち帰りや保管をされる時に
花束は逆様にして持ったり
斜めにしすぎたりしてしまいますと
中から保水の水がこぼれてしまい、
お花の元気がなくなったり
せっかくのラッピングが濡れたり
してしまうことがあります。
まずは、
・出来る限りまっすぐ持つ
・まっすぐ立てかけて管理
を意識してみてくださいね。
また、お花をいただいた時の
ラッピングされた状態はとても綺麗ですが、
お花を長く楽しむという観点から考えると
お花にとっては良くありません。
生花のまま楽しむ際は
ラッピングを外すところから
スタートしましょう。
ラッピングの解き方
① まずはもらった花束のリボンを外します。
② リボンを外すとセロハンテープで足元を止めています。
(セロテープで止めていない場合もあります。)
テープも外すか、ハサミで切って下さい。
③ セロハンを外して下さい。
④ 花束のラッピングペーパーを外すと
保水シートもしくは
エコゼリーという保水のゼリー状の物と
それらを包む袋が見えます。
⑤ 袋を外して下さい。
⑥ 保水シートやエコゼリーも外して下さい。
これでラッピングが解けました!
02. お花を生ける
ラッピングが解けたら
さっそくお花を生けていきましょう。
生ける際には
-
- ・フラワーベース(花瓶)
-
- ・はさみ
-
- ・お水
- ・延命剤(あれば)
を用意します。
今回は
・花束のアレンジをそのまま飾る方法と
・自分でアレンジをしながら生ける方法の
2種類の生け方をご紹介しますね。
生け方1:花束をそのまま飾る
花束のアレンジを
そのまま楽しみたい方向け
⑦ 花束の中で一番茎が短いお花を
確認してください。(画像矢印部分)
花瓶に活けるときは
必ずこの茎が水に浸かるように注意しましょう。
⑧ 花束の茎が全部入る花瓶を用意しましょう。
⑨ ⑦で確認した一番茎が短いお花のことを考えると
少なくとも水色のラインまで水を入れましょう。
⑩ 水を入れます。
この時、切り花専用の延命剤を
お持ちでしたらお入れください。
⑪ 茎が花瓶から
はみ出さないように入れてください。
⑫ 完成。大切なお花は大切に飾りたいですね。
生け方2:自分でアレンジして飾る
花束の一部のお花が枯れてしまったり、
いろいろな場所にお花を飾りたい方向け
①②お花を束ねてあるヒモを解いてください。
③ ヒモを外した所でそのまま、
一度テーブルに置いて下さい。
④⑤ お花を種類ごとに別けていきます。
この時枯れているお花があれば避けて下さい。
⑥ お花ごとに別け終えたら、
お花の頭を揃えて極端に茎が長いお花は
茎を切って各種類のお花の長さを揃えて下さい。
お花の長さが揃えば
花瓶に入れるとシンプルかつ
オシャレに飾ることができます。
⑦ 花瓶ごとに別けて飾って下さい。
花瓶が足りない場合は
同系色のお花を一緒に入れて飾ってみてください。
グリーン(葉物)を少しずつ足して
飾るのもオシャレに飾るポイントです。
食卓や玄関、お手洗いなど分けて飾ってみましょう。
⑧ お花はあるだけで私たちの心を癒してくれます。
03. 水換え
お花を生けたあとは
定期的に水換えをしてあげましょう。
お水は水道水で大丈夫です!
水換えの頻度は季節によって変わりますが、
夏なら1~2日に1度
春・秋なら2日に1度
冬なら3~4日に1度
のペースで換えてあげると
お花は長持ちします。
水換えのタイミングで、
茎の足元を切る(水切り)と
新鮮なお水が
またしっかりと吸えるようになり(水揚げ)
お花がより長持ちするので
こちらもぜひトライしてみてくださいね。
水揚げ・水切りの方法
水換えのタイミングで
茎の足元を切ってあげましょう。
(お水の入口を綺麗にしてあげます)
この時、茎の切り口を斜めにして
水との断面積を広くしてください。
(お水をたくさん吸えるようにします)
水を貯めて水中で斜めに切ってあげると
お花にとってさらに良いです。
(茎の中にある水道管の乾燥やダメージが防げます)
大切な想いが込められたお花を
大切に楽しみましょう...♪
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