こんにちは！GROUND(グラウンド)のkei(けい)です。
法事で使われる花には、それぞれ特別な名前がついており、故人への想いを込める大事な役割があります。
今回は、「お悔やみ・お供えの花｜法事で変わる呼び方」というテーマで、神戸で人気のお花屋さんGROUNDが枕花、供花、仏花、献花の違いについてお話しします。
これを読んで、故人を偲ぶ花選びに役立ててもらえたら嬉しいです。
お悔やみ・お供えの花｜法事で変わる呼び方(枕花・供花・仏花・献花)
・枕花（まくらばな）
・仏花（ぶっか）
・供花（きょうか）
・献花（けんか）
・おすすめのお花の種類まとめ
・避けるべきお花の種類まとめ
・お供えにおすすめのフラワーアレンジメント
・枕花（まくらばな）
枕花は亡くなった方の枕元に飾られる花です。
訃報を受け取った直後からご自宅や葬儀場で葬儀が執り行われるまでの間、飾られます。
枕花は親族等の早く訃報を受ける人が贈るケースが多いです。
もし亡くなられたという一報を受け取ったら、ご遺族へ贈っても良いか確認しましょう。
贈る際は、場所を確認してから送付先を決めましょう。
もしご自宅出ればコンパクトサイズのお花。葬儀場なら少し大きめでも構いません。
お花の色：枕花に用いられる花は「白系」が一般的
アクセントカラーとしてピンクや紫、青などの淡い色はOK。
赤などの鮮やかすぎる色や派手な形状の花は避けましょう。
金額相場：一般的には5000円～15,000円
後飾りは5000円～1万円程度
- 派手な色や香りの強い花は選ばない方が無難です。
- バラに代表されるトゲが生えた花も避けましょう。
仏花
お墓や仏壇に供えるお花のことを仏花と言います。
- 初七日（しょなぬか）
- 四十九日（しじゅうくにち）
- 年忌法要（一周忌、三回忌、七年忌など）
- お盆
- お彼岸
などの法要で贈るお花です。
お彼岸・お盆になったらお供えの準備をしましょう。
↓合わせてお読みください！
お花の色：白や淡い色合いの花が一般的
清楚で控えめなデザインが好まれます。故人を偲ぶ気持ちを込めて飾られます。
金額相場：一般的には5000円～15,000円
- 厳格なルールはなく、故人が好きだったお花などが喜ばれます。
- トゲがついている花(刺を取ればOK)
毒がある植物(彼岸花・チューリップ)は縁起が良くないので避けましょう。
供花
祭壇や会場を飾り、故人に供えるお花を供花（きょうか）と言います。
仏教の世界では供花（くげ）とも呼ばれています。
通夜や告別式に、故人の近親者や深い関わりがある人が贈ります。
例えば
親族なら「喪主」「兄弟一同」「孫一同」「親族一同」などと名札を掲げ、共同で供花を贈るのが主流です。友人なら「友人一同」といった連名や個人で贈ることもあります。
お花の色：白やピンク、紫などが一般的
会場内で目立つ存在となるため、鮮やかな色合いの花が選ばれることが多いです。
金額相場：一般的には5000円～20,000円
斎場や遺族で同じ業者の同じ大きさのスタンド花などを指定していることもありますので、その場合はそれに合わせます。
香りが強い花・黒っぽい花・食用植物の花・派手な花は避けましょう。
※下記でお花の種類について説明しています。
献花
お葬式の場で霊前に供えるお花のことを献花と呼びます。
キリスト教や無宗教の場合に葬儀やお別れの会などで行われます。
参列者がひとり一輪ずつ花を献花台に供え、故人にお別れの気持ちを伝えます。通常、葬儀の際に行われます。
献花の作法は、遺族の方にあいさつをしてから花が右を向くように受け取り、両手で花を捧げたあとに遺族に一礼されるのが献花の作法とされています。
お花の色：白い花や淡い色合いの花が一般的
シンプルで清楚な花が選ばれることが多いです。故人への感謝や哀悼の気持ちを表します。
金額相場：一般的には7000円～20,000円
大型のものを選ぶと15,000円から20,000円になることもあります。
棘のある花・毒のある花・花粉や花びらが落ちやすい花・ツルがある花・すぐに枯れる花は避けましょう。
おすすめのお花の種類まとめ
とりあえず迷ったら菊・胡蝶蘭・ユリ・カーネーションから選ぶと無難でしょう。
四十九日を過ぎると色の選び方も鮮やかになるので、自然とお花の種類も変わっていきます。
↓詳しくはこちらもご覧ください。
避けるべきお花の種類まとめ
ここでは具体的に避けるべきお花について説明しています。
法要のタイミングによってOKのお花もあるので必ずではありません。
もし迷った場合は、葬儀会場やお花屋さんで直接確認するか、先ほど「おすすめのお花の種類まとめ」からお伝えした花の種類から選ぶと無難です。
トゲのある花
バラ、アザミ、ワルナスビ、サンショウなど
これらの花は殺生を連想させたり、遺族が手を切ったりする危険性があるためです。
トゲを取れば贈ることが可能です。お花屋さんで簡単にとることができます。
毒のある花
ヒガンバナ、トリカブト、ジギタリス、シャクナゲ、キョウチクトウ、チューリップ、スズランなど
特に仏花としてふさわしくありません。
花粉や花びらが落ちやすい花
ユリ、ツバキ、サザンカなど
花粉が苦手な人がいるとわかっていたら避けたほうが賢明です。
ツルがある花
アサガオ、ジャスミン、クレマチス、ツルバラ、ノウゼンカズラなど
成仏を妨げるとされています。
すぐに枯れる花
ユリ、カサブランカ、ハイビスカスなど
香りが強い花
ユリ、バラ、カサブランカ、クチナシ、オミナエシ、キンモクセイなど
線香の香りを妨げるため適していません。
黒っぽい花
ダリア、チューリップ、バラなど
代わりに紺色や紫色の花を選ぶことができます。
食用植物の花
オクラ、ソバの花など
縁起が悪いとされています。野菜や穀物が好きだったとしても避けましょう。
派手な花
胡蝶蘭、ヒマワリ、ハイビスカスなど
四十九日以降はカラフルな供花を贈ることができますが、色は3色か5色に限定されます。
お供えにおすすめのフラワーアレンジメント
それぞれの法要でお花の呼び方が違うと分かったら、どんなお花を贈るか選びやすくなりますね。
四十九日を過ぎたら、お彼岸やお盆など毎年ご先祖様に挨拶する日がやってきます。
最近では毎年お供えにお花を準備するのではなく、「枯れないお花」プリザーブドフラワーを飾るご家庭も増えています。
お手入れなく数年楽しむことができるので、ご遺族の負担を軽減できるので人気です。
↓プリザーブドフラワーについて詳しくはこちら
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母の日ギフト・退職祝い・長寿祝い・結婚祝い・送料無料などのアレンジメントフラワーを取り揃えています。
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